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関節リウマチの症状
 ・初期段階の典型的症状
 ・特徴的症状:自覚症状前触れ
 ・関節症状:痛み・腫れ進行
 ・全身に現れる症状
 ・血管の炎症症状

関節リウマチの診断方法
 ・早期対処のための病状知識
 ・早期発見のチェックポイント
 ・受診が必要となる症状の目安
 ・関節以外の注意すべき症状
 ・受診すべき科目や病院
 ・医師や病院の活用法
 ・受診前の事前準備
 ・初診時に受ける検査
 ・血液検査での判明事項
 ・炎症程度の検査
 ・他の病気との鑑別の検査
 ・診断が困難なケース
 ・治療に必要な定期検査

関節リウマチの治療
治療のための前提知識
  @治療プラン  A治療目標
  ・入院治療が必要な場合
  ・治療の土台の基礎療法
  ・関節保護の装具や自助具

薬物療法
 @最大の効果と最小限の副作用
 A妊娠中の薬物療法の扱い方
 ・非ステロイド性抗炎症薬
  ( 種類と使い方副作用
   @外用薬 A塗り薬・貼り薬
 ・抗リウマチ薬種類と使い方
   @免疫調整薬 A免疫抑制薬   B生物製剤  Cその他
 ・ステロイド薬
  ( 副作用一時的な使用
   @使用法 A特殊な使用法

リハビリテーション
  (急性期と慢性期でのの違い
  @理学療法 A温熱療法 
  B作業療法
  C運動療法 Dリウマチ体操

手術療法
  @滑膜切除A関節固定B頚椎固定  C人工関節置換術 
  D腱再建術E足趾形成術
  ・手術療法を受ける決断材料

関節リウマチの基礎知識
 ・歴史と分類
 ・好発要因
 ・主な症状 ・症状・経過
 ・痛みの種類・対策全身性症状
 ・関節変形の原因
 ・診断法 ・診断や治療方針
 ・検査法・内容レントゲン検査

 ・4つの治療法療養の秘訣
 ・基礎的療法( 食事療法
)
 ・運動療法・リハビリ
 ・筋力増強・可動域増大訓練
 ・温熱・寒冷・水治療法
 ・リウマチの薬物療法
  @非ステロイド性消炎鎮痛薬
  Aステロイド剤
 ・薬物療法の注意点
 ・リウマチの民間療法
  @漢方薬・鍼灸・マッサージ
  A健康食品
 ・リウマチの手術療法
  @滑膜切除術 A関節形成術
  B人工関節置換術
 ・手術療法の注意点

膝の病気と治療法
変形性膝関節症
 ・膝痛の仕組みO脚=オーキャク
 ・経過・症状受診が必要な時期
 ・膝痛を和らげる(自宅外出)
 ・膝痛・関節痛が酷い時の対処法
 ・家庭でもできる保存療法
  @運動療法行う上の注意点
  A膝関節を鍛える方法
  B可動域を広げる方法
  Cウォーキング方法
  Dダイエット継続する秘訣
  ・杖・手すり・歩行器
  ・膝関節の補助具:足底板など
 ・医療機関における保存療法
  @薬物:内服薬・外用薬・坐薬
  A関節液を抜く治療
  B物理療法:温熱・電気各療法
 ・手術療法
  →術法選択目安術後リハビリ
  @関節鏡視下手術
  A高位脛骨骨切り術
  B人工膝関節置換術


痛風・偽痛風(仮性痛風)

スポーツによる怪我(外傷)
 ・スポーツによる膝の痛み予防法
  @スポーツでの靭帯損傷
  Aスポーツでの半月板損傷
  Bスポーツのやり過ぎ
  (1)ランナー膝(腸脛靱帯炎)
  (2)ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
  Cオスグッド・シュラッター病
  D離断性骨軟骨炎
神経病性関節症 ・膠原病
化膿性関節炎
大腿骨顆部壊死
色素性絨毛結節性滑膜炎
成長期の子どもに起こる膝痛

膝・膝関節の手術療法
 ・治療での手術療法の位置づけ
 ・膝関節の各種の手術療法
  @関節内郭清術
  A高位脛骨骨切り術
  B人工関節術 C関節固定術
 ・全体的な流れ ・リハビリや訓練
 ・必要な場合  ・費用(コスト)

腰椎(腰痛症)の病気
 ・腰椎の病気  ・ぎっくり腰
 ・腰椎の外傷  ・スポーツ障害
 ・腰椎症(変形腰椎症など)
 ・椎間板ヘルニア
 ・脊柱管狭窄症 ・心因性腰痛
頚椎・胸椎(背骨の首)の病気
 ・頚椎症(頚椎椎間板ヘルニア)
 ・頚肩腕症候群(肩こり)
 ・胸郭出口症候群
 ・脊柱靭帯骨化症
 ・頚椎捻挫(むち打ち症)
 ・頚椎・胸椎の外傷
 ・骨粗鬆症 ・脊椎骨折
 ・脊椎腫瘍 ・脊髄腫瘍
 ・リウマチ性脊椎炎
 ・強直性脊椎炎 ・破壊性脊椎症
 ・感染性脊椎炎
  @化膿性  A結核性
 ・転移性脊椎腫瘍
 ・脊柱弯曲異常
  @脊柱側弯(脊柱弯曲異常)
  A脊柱後弯(脊柱弯曲異常)
 ・整形外科以外の病気 

関節リウマチの炎症程度の検査:赤沈(血沈)やCRP(C反応たんぱく)等を調べる

- 関節リウマチの症状とその診断法

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関節リウマチの炎症程度の検査に関して

 関節リウマチの検査には、診断後の治療までも視野において行われる検査もあります。関節リウマチの治療は、同じ病気を患う患者さんによっても異なっており、患者さん一人ひとりの症状によって適切なものに合わせて行います。だから、その指標となる病気の程度、特に関節リウマチの炎症の程度は、血液検査のなかの炎症反応や生化学的検査で調べていくのです。ちなみに、ここで言う「生化学的検査」とは、内臓疾患や感染症の有無を調べるために、血液や尿、細胞の組織の一部を採取して、化学的な分析を行う検査のことです。関節リウマチにおいては、合併症の有無や、治療方針の決定のために行われます。
 それでは以下で、具体的に関節リウマチの炎症の程度を調べる項目を「赤沈(血沈)」「CRP(C反応たんぱく)」の順に解説していきましょう。

赤沈(血沈)

 試験管の中に採血した血液と凝固剤(ギョウコザイ)を混ぜてしばらくおくと、赤血球が徐々に沈んでいきます。この赤血球の沈む速度を「赤沈(赤血球沈降速度)」と呼び、関節リウマチの炎症があると速くなるのです。赤沈(赤血球沈降速度)の正常値は、1時間当たり20mm以下ですが、関節リウマチで炎症が生じると、関節リウマチの程度が比較的軽度であっても1時間当たり50mm程度、炎症の具合が深刻化すると1時間当たり100mmを超える値を示すことがあります。

  • 「赤血球」とは:血液細胞の中に数多く存在し、酸素を体中に運んできて、細胞に渡し、細胞から二酸化炭素を受け取って肺に運ぶ働きをします。

CRP(C反応たんぱく)

 この「CRP(C反応たんぱく)」とは、特殊なタンパク質で、体内で炎症や組織の破壊が起こると、血液中におよそ24時間以内、赤沈(赤血球沈降速度)よりも早く数値に現れます。健康な方の基準値は0.5〜1mg/dlで、陰性ですが、炎症が起こると量が増えて陽性(ポジティブ)になり、関節リウマチの炎症が強いほど数値が高く現れます。赤沈(赤血球沈降速度)は「貧血(血液中の赤血球数や血色素量が正常値以下に減少した状態)」の影響を受けますが、「CRP(C反応たんぱく)」は貧血(ヒンケツ)の影響は受けないなど精度が相対的に高く、関節リウマチの炎症の程度が日単位で数値に反映されるので、症状の変化を素早く把握するのに適している検査であると言えるでしょう。しかしながら、他の膠原病(コウゲンビョウ)やウイルス感染でも陽性(ポジティブ)を示してしまうので、これだけでは診断の決め手にはならない点には注意が必要です。

 

「末梢血」の白血球・赤血球の検査での判明事項

 この「末梢血(マッショウケツ)」とは、静脈からとる血液のことです。末梢血の中には「白血球(免疫システムの中心的な役割を持つ血液細胞)」、「赤血球」、「血小板(出血が起こった際に固まり、血管の破れた部分を塞いで出血を止める機能をする)」といった細胞があり、検査ではそれぞれの数を調べていきます。健康な方の場合には、血液1マイクロリットル中におよそ4,000〜9,000個の白血球が含まれておりますが、関節リウマチの患者さんの場合には、病気の早期の段階から正常値より多めになります。しかしながら、その反対に、「全身性エリテマトーデス」の患者さんの場合には、正常値よりも少なく出ます。赤血球の数と、赤血球の主成分であるヘモグロビンの数値は、関節リウマチの炎症が盛んな時は、しばしば貧血(ヒンケツ)を伴うために低く出ます。また、赤血球が極端に減少している場合には、薬剤の副作用で起こっている胃からの出血が起こっている可能性もあります。
 これに加え、血小板(ケッショウバン)とは、白血球と赤血球に混じっているごく小さなかけらのことです。正常値は血液1マイクロリットル中13万〜35万個ですが、炎症が起こると数が増加を示すことから、関節リウマチを示す指標となっております。その反対に、極端に数が減少している場合には、薬剤の副作用の可能性を考えます。

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