腰痛の原因@
- 腰痛(ようつう)の基礎知識
複合的な要因で生じることも多い

腰痛の多くは腰椎の異変から生じる
腰痛が現れる病気はたくさんありますが、いちばん多いのはやはり背骨の病気です。背骨のうち腰の部分にあたる「腰椎(ようつい)」やそれを支える周辺組織に何らかの異変が生じると、たいていはまず腰痛が現れます。
腰椎に起こる原因から見ていけば、筋肉の疲労や血行不良のために痛みが生じる「筋肉性腰痛」、老化によって椎間板(ついかんばん)がつぶれたりヘルニアが生じたりして起こる「椎間板性腰痛」、骨の変形や骨折などで起こる「骨性腰痛」、骨と骨を連結する関節の不具合で起こる「椎間間接性腰痛」、腰の曲がりなどによる「姿勢性腰痛」などに分けることができます。
ただし、腰痛の病気では、これらがいくつも重なって起きていることもよくあります。それだけに、エックス線検査などで腰椎に起きている異変が見つかったとしても、それだけが腰痛の原因とは限りません。

精神面や生活習慣、他の病気も要注意
腰痛のなかには、内臓の病気の症状として起こるものもあります。腰痛を訴えて整形外科を受診し、内臓の病気が見つかる人もいるのです。
日常生活で、腰に大きな負担がかかる作業をしていたり、無理な姿勢を続けているのも、腰痛の原因になります。運動不足で腰を支える筋肉が弱っている人や肥満の人は、腰椎に問題を起こしやすい身体と言えます。
痛みの感じ方には、心理的な要因のかかわりが深いため、こころのストレスが、腰痛をさらにつらいものにしているケースも多いと考えられています。
≫次の記事「腰痛の原因A腰痛を生じる7つの病気・精神状況一覧」へ