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    →合併症術後のリハビリ

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膝・膝関節の手術療法
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頚椎・胸椎(背骨の首)の病気
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膝に水がたまる関節水腫:炎症などの根本的原因が取り除かれるまで繰り返す

- 膝関節の痛む病気の豆知識

膝に水がたまる関節水腫:炎症などの根本的原因が取り除かれるまで繰り返す - 膝(ヒザ)痛い.COM

膝に水がたまる関節水腫

 一般に言われる「膝(ヒザ)に水がたまる」と言われる症状は、「関節水腫(カンセツスイシュ)」と呼ばれ、その原因となる疾患のなかで最も多いのは「変形性膝関節症(ヘンケイセイシツカンセツショウ)」です。そのほかにも、関節リウマチなどの関節炎や病原菌の感染による関節炎、痛風(ツウフウ)などの代謝性の関節炎によっても水が膝(ヒザ)に溜まることがあります。

 さて、ここでいう水とは何なのか、疑問に思われる方も多いでしょうから、説明しておきましょう。膝関節の表面は、軟骨(ナンコツ)に覆われており、外側には関節を包み込んでいる「関節包(カンセツホウ)」という袋があります。この関節包(カンセツホウ)の中に入っている関節液は、関節内の「滑膜(カツマク)」という組織で作られて、軟骨(ナンコツ)の栄養と潤滑油の役割をしているのです。しかしながら、その機能は老化とともに軟骨(ナンコツ)が擦り減ってきて変性したりすると、滑膜(カツマク)が炎症を引き起こしてしまうのです。滑膜(カツマク)が炎症を起こすと、関節液が必要以上に分泌(ブンピツ)され、関節液がどんどん溜まっていくと、「膝に水がたまる」という症状が起こるのです。

膝に水がたまる関節水腫

 膝関節に水がたまって、炎症を引き起こされて、痛みが強い場合には、この水を抜いた方が楽になるでしょう。いったん水を抜くと、慢性化し癖(クセ)になるとか、水が溜まりやすくなって悪化する、といった理解をされている方が多いのです。しかしながら、関節液を抜いたから水が溜まりやすくなるのではなく、炎症などの根本的な原因が取り除かれない限り、関節液を抜いても、1週間程度でまた繰り返し水がたまってしまうのです。膝関節にたまった関節液をそのままにしておくと、膝(ヒザ)の痛みが増したり、膝(ヒザ)が曲げにくくなったりといった症状が継続します。このような点を勘案すると、膝(ヒザ)に溜まった水を抜くのはやむをえませんが、医療機関での適切な保存療法や運動療法、加えて生活面での工夫なども視野に入れて適切な治療を受けることが重要となります。

 こうした「関節水腫(カンセツスイシュ)」の治療法としては、水を抜くと同時に、膝関節内に薬剤を注入することも行われます。膝関節の炎症と痛みを抑えるために、従前から用いられていた薬剤は「副腎皮質ホルモン(ステロイド)」です。このステロイド剤は、強い鎮痛消炎剤の効果がありますから、一時的に痛みが消失し、歩くことができなかった人が自由に歩きまわれるほど回復することがありますが、長期間にわたって継続すると、関節軟骨(カンセツナンコツ)や骨に悪影響を及ぼしたり、感染の原因を作ることもあります。また、近年では、主に「ヒアルロン酸製剤」の注射が良く用いられております。この「ヒアルロン酸製剤」は、正常な関節軟骨の成分のひとつで、膝関節の表面の軟骨(ナンコツ)を保護し、軟骨(ナンコツ)の損傷を食い止める機能がありますから、膝(ヒザ)の痛みを軽症化する効果があります。このような点を勘案すると、関節内への処置は感染につながる危険性を持っておりますから、患部への消毒だけではなく、その後の感染予防を考慮する必要があります。なかでも、糖尿病(トウニョウビョウ)を合併している患者さんは注意が必要です。

 

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