関節リウマチによる中下位頚椎の病変
- 腰・関節などの病気
関節リウマチによる中下位頚椎の病変
リウマチ性脊椎炎は、上位頚椎(環椎、軸椎)に起こることが多いのですが、第3頚椎(ケイツイ)より下の中下位頚椎に起こる場合もあります。中下位頚椎に起こった場合は、上位頚椎とは病変が多少異なります。
中下位頚椎に炎症が及ぶと、頚椎(ケイツイ)の椎体(ツイタイ)や椎間板(ツイカンバン)に異常が見られます。炎症によって椎体の縁が浸食されたり、椎体の圧迫骨折や破裂骨折が起こったり、椎体と椎体の間が狭くなります。また、複数の頚椎(ケイツイ)が亜脱臼(不完全脱臼)を起こしたり、椎間板内や椎体内に結節(ケッセツ)ができるものもあります。
腰椎の構造

これらの病変が複数合併したものや、進行性のあるものも認められています。加えて、加齢やリウマチの薬物療法の影響で増悪することもあり、重症のものでは脊髄麻痺(セキズイ・マヒ)を引き起こす場合もあります。こうした病変の進行には、リウマチ自体の悪化が深く関係していると考えられています。リウマチの症状が沈静化してくると、頚椎に起こった病変も進行が止まることが明らかになっています。
腰椎の構造


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