頚椎捻挫(むち打ち症):原因・症状
- 腰・関節などの病気
頚椎捻挫(ケイツイ・ネンザ)などの外傷は、交通事故やスポーツなどで首の骨に衝撃を受けたときなどに起こります。その際に、痺れや麻痺(マヒ)などの症状が起きると深刻な神経・脊髄症状にもつながりますので、十分に注意しながら速やかに治療を受けることが肝心です。
頚椎捻挫(むち打ち症)の原因・症状
むち打ち症は、自動車事故による外傷でよく見られる病状の1つです。車が後ろから追突された瞬間、首は強く後ろに反り、次いで前屈するように振られます。自分の自動車が追突した場合には、首が強く前屈します。この衝撃によって、首に痛みが起こるのです。
むち打ち症は、「頚椎捻挫(ケイツイ・ネンザ)」の1つで、骨や椎間板(ツイカンバン)、靭帯(ジンタイ)には損傷を伴なわず、検査によっても神経障害が見られないものを指します。損傷がある場合には、むち打ち症ではなく、頚椎脱臼(ケイツイ・ダッキュウ)や頚椎骨折などの頚椎損傷となり、別の病名となります。

むち打ち症の症状は、主に首の痛みです。急性期には、頚椎カラーを装用して、首の保護と安静をはかります。痛みが強いときには、非ステロイド性消炎鎮痛薬などが処方されますが、安静にしていれば2〜3週間で良くなります。それ以上の症状が続くときには、精密検査が必要となります。また、痺れや麻痺(マヒ)、感覚鈍麻(カンカク・ドンマ)などの神経症状が現れた場合にも、すぐに検査を受ける必要があります。ときどき、なんら損傷が無いのに「首の痛みや頭痛などの症状が長期間続く」と訴えるケースがありますが、恐怖感や事故による心理的要因が関係していると考えられています。この痛みが軽減されてきた場合には、リハビリテーションを行います。首の筋力増強運動などで首を支える筋肉を鍛えます。むち打ち症で傷めた部分を補強するためには、筋力アップが欠かせません。
頚椎捻挫(むち打ち症)の好発年齢・患者傾向
頚椎捻挫(むち打ち症)の患者さんの年齢は、原因の性格上、基本的に全年齢幅広くおられるのですが、特に身体のかたくなる20代後半から60代後半まで万遍なくおられます。特に、交通事故にあった人や激しくぶつかり合うスポーツをされている方などに良く見られる病気です。その他、事故などで頭部を強く打った方などの後遺症としても現れる病気です。
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